Alexa

Amazon Echoとは何か

Amazon Echoとは、音声アシスタント「Alexa」が内蔵された、話しかけるだけで音楽再生や天気・ニュースの読み上げ・家電操作など様々なことができる上でBluetoothスピ―カーとして使えるデバイスです。 また、 Amazon Echoのラインナップは徐々に増えていき、かつ世代更新も頻繁に行われ、かなり充実してきました。 スマートスピーカーのジャンルでは、他にGoogle Homeなど他社にも出ていますが、Amazon Echoシリーズはやはりスマートスピーカーの生みの親的存在であることから、最も多くの種類のデバイスをいち早く出しています。 また、他社には類のない豊富なスキルにより、用途に応じて柔軟に拡張が可能である点、エンタメ系サービスを多く持つAmazonのサービスに接続できるのが大きな特徴です。 今後、Amazonは家電から果ては家庭用ロボットまで、様々な製品へのAlexa搭載を予定・噂されており、それらが非常にハイスピードで展開されていることを考えると、今Amazonは、ポストスマートフォン(スマートフォンの次の時代)の筆頭として、名だたるテック企業の中でも最先端を行っていると言えます。 そのAlexaを有するEchoシリーズは、他社と比較してもより発展性が高く、今後とも要注目のデバイスと言えるでしょう。

製品ラインナップ

Amazon Echoシリーズは、現時点で以下の5つのモデルが発売(予定)されています。 整理のため、以下にざっと列挙しておきます。

Amazon Echo

Echo (エコー) 第2世代 – スマートスピーカー with Alexa、サンドストーン posted with カエレバ Amazon 2018-04-03 Amazon Amazon Echoシリーズの中では最も標準的なモデルで、価格・性能ともにバランスが良く一台で様々なことを行ってくれます。

Amazon Echo Dot

Echo Dot (エコードット) 第3世代 (Newモデル) – スマートスピーカー with Alexa、チャコール posted with カエレバ Amazon 2018-10-30 Amazon Echo DotはAmazon Echoシリーズの中でも廉価版に位置付けられます。音質は正直言って良くないですが、頭脳たるAlexaの性能は変わらず、他のAmazon Echoシリーズと同様の使い方ができます。

Amazon Echo Plus

Echo Plus (エコープラス) 第2世代、チャコール + Philips Hue ホワイトグラデーション シングルランプ posted with カエレバ 2018-10-30 Amazon Echo Plusはスマートホームハブを内蔵し、音質も強化されたスピーカー型Amazon Echoの最上位に位置するモデルです。

Amazon Echo Spot

Echo Spot (エコースポット) – スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、ホワイト posted with カエレバ Amazon 2018-07-26 Amazon Echo Spotは円形ディスプレイを搭載したモデルです。音声だけでなく、視覚的にも情報取得ができ、インタラクティブな活用ができます。

Amazon Echo Show

Echo Show (エコーショー) 第2世代 – スクリーン付きスマートスピーカー with Alexa、チャコール posted with カエレバ Amazon 2018-12-12 Amazon Echo Showは、Echoの中では最も大きなディスプレイが搭載されたモデルです。また、Echo/Echo Plusに匹敵するほどのスピーカーやモジュールを積んでおり、ほぼ全部入りのモデルと言えます。 それぞれのラインナップ詳細については、以下の記事をご参照ください。

できること〜基本編〜(標準機能を使いこなそう)

さて、Amazon Echoとはどのようなものか、製品ラインナップをざっと整理したところで、実際どのようなことができるのでしょうか。そのできることはかなり多岐にわたるため、この章では「基本編」「応用編」に分け整理していきます。 まずは、Amazon Echoの基本的なできることをご紹介します。Amazon Alexaアプリ内にある標準的な機能でできることが中心です。

音楽を聴く

アレクサ、音楽を再生して Amazon Musicでおすすめのプレイリスト、J-POPを再生します。

Amazon Echoを購入する上で、多くの方が興味を持たれるのは、この音楽再生機能ではないでしょうか。 私も実用面では、利用頻度が非常に多い機能の一つです。 単純に「音楽をかけて」だけでなく、「歌手名」「曲名指定」や、「気分」に応じて以下の話しかけ方でもそれに合った音楽再生もしてくれます。 例えば以下のような感じです。

アレクサ、「スピッツ」の「空も飛べるはず」をかけて Amazonミュージックで「スピッツ」の「空も飛べるはず」を再生します。

ちなみに、Echo SpotやEcho Showであれば、搭載されているディスプレイを用いて歌詞表示にも対応しています。これは非常に便利な機能。カラオケ用の曲を覚えたりするのに結構使えます。 なお、Amazon Echoで音楽再生をするには、以下の対応サービスのどれかと契約している必要があります。他にもスキルによりAWA等他のサービスを選べたりしますが、まずは基本編ということで、Alexa標準サービスの以下4つをご紹介します。 Amazon Echoの音楽サービス

Amazon Echoを買う方はプライム会員の方が多いと想定されるため、まずはプライムミュージックを試してみるとよいです。会員の方は事実上追加料金なしで100万曲以上の楽曲を再生することができます。 それで物足りなくなったら、基本的にはAmazon Music Unlimitedがおすすめです。その理由は以下の通りです。 -単純に楽曲数が多い -dヒッツやうたパスは、話しかけてできる操作に制限がある(シャッフルなど) -dヒッツやうたパスなど外部サービスは、命令のセリフの冒頭に「dヒッツで」「うたパスで」といった枕詞をつけなければならず少々手間。 -後述する便利な定型アクション機能で、dヒッツやうたパスは利用できない

天気を調べる

アレクサ、今日の天気は? ◯◯の現在の天気は概ね曇りで摂氏◯度です。今日の〜

天気を聞く機能も音楽をかけることに次いで利用頻度の高いことの一つです。 朝出かけ前にバタバタしている時や、なんとなく気になった時にAlexaにパッと話しかけるだけで、天気予報がわかるようになります。 これは、「週末の天気は?」や「来週の天気は?」と聞くことによって、ある一定期間の天気予報も確認できたりします。 また、「今日洗濯物干せる?」といった天気に関連する質問を投げかけても、天気を回答したりもしてくれます。中々賢いですね。 ちなみにディスプレイのついたEcho SpotやEcho Showであれば、例えば週末の天気を確認する際に、ディスプレイに天気と温度の情報を一定時間残しておいてくれたりします。 これにより、聞き逃しても、見て確認できたり、一覧性に優れていて、より確実に情報を見ることが可能となります。

ニュースを聞く

アレクサ、今日のニュースは? フラッシュニュースです。NHKを再生します。

これも利用頻度が高い機能。アレクサに話しかけてサクッとニュースを確認することが可能です。 この問いかけをすると、Alexaのフラッシュニュース機能で、NHKを流すのが基本的な機能です。 それ以外にも「スポーツ」や「映画」といったニュースに対応しています。 これは後述するスキルを導入することで、さらに自分の好きな情報を確認することができます。政治経済からエンタメ、果ては専門メディアまで多岐に渡るため、一度チェックしてみてください。

タイマーをかける

アレクサ、タイマーを3分に設定して 3分のタイマーを開始します。

地味に便利なのがこの話しかけてタイマーをかける機能。基本的にタイマーは専用のタイマーやスマートフォンなどから設定するものでしたが、アレクサであれば話しかけるだけでタイマーが利用可能です。 これにより、例えば料理中で手が空かない時でも、とりあえず声をかければ、キッチンタイマーをすぐ設定することが可能です。 勉強時やパソコン作業などで一定時間集中したいときにもこのタイマー機能が使えたりしますね。 このタイマー機能は設定された時間が経つと、Echoからアラームが流れ、「アレクサ、止めて」ということでオフにすることができます。 Echo SpotやEcho Showではさらにデフォルトの画面で残り時間表示されるので、視覚的にパッと確認したいときに便利です。

時間を聞

アレクサ、今何時? ◯時◯分です。

これまた地味に便利な機能が、時間を聴く機能。 アレクサに話しかけて時間を教えてくれます。 時計を見ればいいじゃんなんて思うかもしれませんが、Amazon Echoを使っていると、話しかけて音声で聞く機会は以外にも多いです。 特に朝起きるときや夜寝る前。眠気まなこでぼーっとしている時にAmazon Echoに話しかければ音声回答してくれます。目をつぶっている時に「今何時だっけ?」で確認できるのが音声操作の良い点ですね。 また、目の前の作業に夢中な時にもその場で「アレクサ、今何時?」というだけで、回答が返ってくるのがいいですね。 ちなみにEcho SpotやEcho Showでは、基本的には常時時計が表示されています。もちろん回答する際に時刻表示されます。 特にEcho Spotはその形状からしても置き時計として利用することができるのが良い点ですね。

アラームをかける

アレクサ、明日の朝7時にアラームをかけて 明日の午前7時にアラームを設定しました。

これはiPhoneのSiriでも利用する方が多いかと思いますが、Alexaでも話しかけてアラームを設定することが可能です。 スマートフォンと違い、スマートスピーカーは集音力が高いのでちょっと遠くにあるEchoでもその場でアラーム設定できるのが良い点です。

リマインダーを設定する

アレクサ、「洗剤を買う」をリマインダーを設定して いつリマインダーを設定しましょうか?(時刻を言うと登録される)

Alexaは、話しかけてその内容をメモ的に覚えておいてもらうことも可能です。 思い浮かんだこと、やること、アイデアは何かに残しておかないとすぐに忘れたりするのが常なので、話しかけて即時に記憶してくれる音声操作ではかなり有効的に活用できる機能の一つです。 これは、リマインダー設定をすることも可能であり、「いつリマインダーしますか?」とAlexaから提案され、その回答した日時にAmazon Echoが呼んでくれます。 ちなみにこのリマインダーは、スマートフォンのAlexaアプリにチェックリストとして残してくれます。Todoリストとしての活用もできそうですね。 Echo SpotやEcho Showであれば、ディスプレイにリマインダー設定したものが文字で表示されます。音声だと、その場で流れて忘れてしまうことがあるので、文字情報として残るのは良い点ですね。

予定を追加する・聞く

アレクサ、明日の午前10時に買い物に行くと追加して ◯月◯日午前10時に買い物に行くを予定に追加しますね?(「はい」というと予定が追加される)

Alexaに話しかけて、スケジュール登録や予定確認を行うこともできます。 連携できるカレンダーは次の4つであり、主要サービスを網羅しています。 連携できるサービス

  • Googleカレンダー
  • Microsoft
  • Apple
  • Microsoft Exchange

ここでは、予定の追加や確認を行うことが可能です。 このスケジュールは、何かやらなくてはいけないことやぱっと予定を確認したい際にとても有効です。都度手帳にメモしたりするのは面倒ですよね。 日々の予定確認からビジネス的にも利用できる。秘書的な感じでAlexaが動いてくれます。 Amazon Echoに話しかけると、「◯月◯日◯時に〇〇があります。」という感じで、返答してくれます。 ちなみにこの機能はやはりディスプレイ付きモデルのEcho SpotやEcho Showで利用するのが吉です。音声だとなかなか頭に残りにくいですが、スケジューラが表示され、聞き逃してもそれを見て把握することができます。 さらに後述する定型アクションでは、例えば「おはよう」と言うと、部屋の明かりをつけると同時に、予定を確認するといったことも可能となったりします。

計算する

アレクサ、2×4は? 2×4の値は8です。

地味に便利なのが、この計算機能。Alexaに話しかけて計算することが可能です。 何かをしていて手が空かない時でも、Alexaに話しかけて計算してくれたりします。 勉強時や作業時、料理計算機などで使えますね。 これは例えば「4+8+6÷4×2ー6+4」というと、自動的に括弧をつけ、「(4+8)+6÷4×2」という計算にしてくれたりもします。 ただし、出た答えから、そのまま÷4は?と言っても、出た答えをベースに回答はしてくれません。例えば、以下の通りです。

  • 「アレクサ、10+2は?」
  • 「12です」
  • 「アレクサ、÷4は?」
  • を4で割った値は1.5です(正解は3)」

これができると結構ありがたいんですがね。 また、単位計算をする時にも役立ちます。以下のような感じです。

  • アレクサ、1ドルはいくら?>1アメリカドルは112.3円です。
  • アレクサ、1寸は何センチ?>1寸は3cmです。
  • アレクサ、1畳は何平方メートル?>1畳は1.7平方メートルです。
  • 100マイルは何キロ?>100マイルは161キロメートルです。
  • アレクサ、1ミリリットルは大さじ何杯?>1ミリリットルは大さじ0.07杯です。

テレビを見たりしながら、これってどんな単位だっけ?となった時にわざわざスマホを手にとってググらなくても、アレクサに話しかけるだけで一発で回答を得られるのがよいですね。

調べ物をする

アレクサ、ジェフベゾスって誰? こんな説明が見つかりました。ジェフリー・プレストン・ベゾスは、アメリカ合州国の実業家、作家、教育者。

ちょっとした調べ物をしたい時でも、Amazon Echoは役立ちます。基本的にはWikipediaの情報を引用して音声回答してくれます。 スマホのGoogle検索ほど詳細を知れるわけではないですが、サクッと確認したい時にはおすすめです。 ちなみにスクリーン付きのEcho Spot、Echo Showでは例えば人物検索をした時に、その人物の顔写真が出てきたりします。食べ物や植物とかも表示してくれます。基本これもWikipediaの画像を引用しているようです。 この機能はスマホのAlexaアプリにも調べた人・モノの情報が残るようになっているのですが、そこからシームレスにブラウザ検索に移れたりしないのがネック。 これは今後改善してほしいポイントです。 実際音声で流れるだけだとどんな人なんだろう?と疑問に感じることもあるかと思いますので、ちょっとでも画像が出てくれるのはやはり嬉しいポイントですね。

翻訳する

アレクサ、「こんにちは」を英語でなんて言う? こんにちは、を英語で言うと、「Hello」

ふと、これなんて言うんだろうと思った時にも、Amazon Echoが役立ちます。ちょっとした語学学習にも使えますね。 これは現在44ヶ国語に対応しており、内英語、ドイツ語などの18ヶ国語は音声で回答、ギリシア語などの26言語はテキストでスマホアプリまたはEcho Spot・Echo Showのディスプレイに文字が表示されるという形になっています。 ただ、日本語から英語へ、いわゆる和英辞書的な使い方はできるのですが、英語から日本語への検索は中々上手くいきません。あくまでデフォルトの言語を各国の言語へ翻訳するといったもので、実質非対応と見てよいでしょう。

本を読む(聴く)

アレクサ、Kindleを再生して Kindle本、(著者名、本のタイトル)を再生します。

Alexaで、本を朗読してもらうことも可能です。方法としては次の2点。 Amazon Echoの音楽サービス

  • Kindle読み上げ機能
  • Amazonのオーディオブックサービス「Audible」と連携する

Kindleは多くの方が利用しているので取っつきやすいですが、Alexaによる機械音声なので、ちょっと不自然なイントネーションが多々見受けられます。 Audibleは有料サービスですが、オーディオブックとして、プロのナレーターが読み上げてくれるので非常に快適に聴くことができます。 音声操作という点で、以下の機能を有しています。

  • 止めて/再開して
  • 20秒巻き戻しして/20秒先送りして
  • 次の章に進んで/前の章に戻って
  • Kindleを再生して(前回の続きから再生)

声でサクッと巻き戻しができるのがありがたい点ですね。本は、文脈をある程度追わないと途中で意味がわからなくなってくるので。 夜寝る前とかに本を朗読してもらう時に重宝します。あとは、Echo SpotやEcho Showで音楽の歌詞表示のように、読み上げた文面を見せてもらえるとありがたいところ。 なお、この機能は、これまで多くのエンタメサービスを提供してきたAmazonの大きな強みです。 Google HomeでもClovaでもスキル追加でこれに近いことができますが、Amazonほど強大なエコシステムを形成しておらず、選べるコンテンツが非常に豊富です。 スマートスピーカーの利用用途として、「本の朗読」がメインであれば、Amazon Echoシリーズを買うのがベストです。

Amazon EchoをBluetoothスピーカーとして使う

スマートスピーカーとして様々な活躍が期待できるAmazon Echoですが、スマホ内の曲を再生するために普通のBluetoothスピーカーとして使いたい!と思うときもあります。私自身はアレクサを Bluetoothスピーカーとして使ってみたら音楽を聴くのが楽しみになりました。

Amazon Echoは通常のBluetoothスピーカーとしての使用も想定されているようで、BluetoothデバイスとペアリングすればBluetoothスピーカーとして使用することができます。

Bluetoothペアリングは「アレクサ、ペアリングして」と言うだけ

Amazon EchoのBluetoothペアリング方法はAmazon Echoに「アレクサ、ペアリングして」と言うだけです。ペアリングが始まるとAmazon Echoから「検出中です」と返答があるので、この状態になるとスマホ側からAmazon Echoを検出できるようになります。

あとは通常のBluetoothスピーカーと同じようにペアリングすればスマホの音楽をAmazon Echoから流すことができます。

音声でBluetoothデバイスの操作もできる

Amazon EchoはBluetoothデバイスを操作できるAVRCPプロファイルに対応しているので、スマホ再生中の曲の操作も声で行うことができます。例えば、Bluetooth再生中に「アレクサ、次の曲にして」といえばスマホのプレイリスト内の次の曲に切り替えてくれます。

ただ、注意点として「アレクサ、曲を止めて」と言えば再生は止まりますが、次に「アレクサ、再生して」と言ってもBluetoothデバイスの曲は再生されずAmazon Musicの再生が始まってしまいます。

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